簿記検定試験の種類は3種類です。
簿記検定試験の種類は3種類です。
■ 簿記の検定試験は日商簿記、全商簿記、全経簿記に分けられます
日商簿記 | 日本商工会議所主催 |
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全商簿記 | 全国商業高等学校協会主催 |
全経簿記 | 全国経理学校協会主催 |
全商簿記3級は高校1年生レベルです。全商簿記1級と日商簿記2級が同等レベルとされています(全経簿記も同等)
日商簿記2級では工業簿記が入ってくるので少々レベルが高くなりますが、経理の仕事を希望される場合は日商2級の資格は取っておいたほうがいいです。
社会人になれば日商3級を取得することになりますが、他ページでも書きましたが勘定科目と問題を何度もこなすことで合格は出来ます。日商2級のレベルは3級のレベルをスラスラ出来る方しか合格はできません。
時間が足りない方も多いと思います。私は見直しを入れてギリギリでした。基本的に過去問題を繰り返しガンガン解けば問題はありません。
簿記能力検定試験は3つに分類されます。社会人は日商簿記をお勧めします。
簿記能力検定試験といっても3つに分類されます。
※日本商工議所HPより
日商簿記3級のレベルは日々の生活において役立つとされており商店経営などの個人事業主に定評です。個人事業主は自分で確定申告をしなければなりません。
税理士や商工会を利用する方も多少なりと知識が無ければ材料をまとめる事もできません。このため個人事業主に人気です。また、営業職の方には基礎知識として資格を有する事も最近では求められています。
日商簿記2級のレベルは経理業務で力を発揮できるレベルになります。
経理に入り管理職になるために資格取得をしなければいけない企業もあり、社会人の方は是非取得を目指して欲しい資格です。2級になると工業簿記が入ってくるので少し考え方を変えなければなりませんが、問題を多く解くことで慣れましょう。
税理士試験や公認会計士試験などの基礎になるので国家試験の勉強の意味もあります。
日商簿記1級のレベルは、2級よりもだいぶレベルが上がるように思います。中々難しい試験で、「商業簿記・会計学」や「工業簿記・原価計算」を学びます。更に経営を任せられる管理会計も学びますので、会社の管理職以上の地位に求められます。
知人は税理士試験に何度も落ちましたが、日商簿記1級と経験があったために企業側から仕事を持ちかけられ税理士の道をあきらめてよかったようです。30代で月収50万円は中々いません(地方です)
日商簿記1級を持っていると言うことは、それ以上の簿記資格がありませんので誇らしいものになります。度々話にもあがりますが、日商簿記検定1級と全経簿記検定1級は同等なので全経簿記能力検定の資格でもよいことになります。
全商簿記実務検定試験は基本的に高校生が授業の一環で取得するものになります。全商簿記1級と言っても日商簿記のような難しさはありません。
また、社会人でも受験が可能なので1級にこだわるのであればよいかもしれません。レベル的には日商簿記2級程度です。私は日商簿記2級をお勧め致します!!
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