簿記3級は受験しやすい資格だから人気
簿記3級を受験するには経験などまったく必要ありません。どなたでも受験することが出来ます。数字に苦手な方でも計算機を使うのでまったく問題はありませんし、問題を解くにつれて覚えられるので初めて簿記にチャレンジしたいと思った方でも取得可能です。
私は通信講座を受講して簿記1級まで取れたのでわかることですが、簿記3級は勘定科目さえ覚えれば全く難しくありません。計算は計算機を使うので凡ミスさえなければ間違うこともまずないと思います。少しコツがわかってくれば簿記3級の資格は簡単に出来ると思います。
簿記2級になると簡単とはいえませんが勉強すれば取れると思います。あまり難しく考えなくてよいでしょう。流石に簿記1級になると努力だけでは難しいのかもしれません。出題傾向を先読みする力や運も必要になるでしょう。
受験資格 | どなたでも受験可能 (6月、11月、2月の年3回開催) |
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実施団体 | 日本商工会議所 |
試験科目 | 3級は商業簿記 2級は商業簿記・工業簿記 |
試験時間 | 120分(2時間) |
合格基準 | 70点以上で合格 |
受験料金 | 1級75,00円 2級4,500円 3級2,500円 4級1,600円 |
簿記の資格は誰しも取得が可能ですが、社会人になると勉強する暇が無いと思います。新しい事を始めたいと思ってはいても中々前に進まないのが心情だと思います。でも簿記の資格を持っていれば自分に自信が持てますし、何よりもお金の流れが解るようになり視野が広がります。
■ 就職や転職に有利
■ 自営業に役に立つ
■ キャリアアップにも有効
個人的なところでは家計簿をより詳しくつけるためにも役にたちますので、無駄な出費も抑えることが可能です。別の見方をすれば、株式投資などの財務諸表なども見ると解るようになるので、投資などにも役立ちます。
簿記試験の合格点は100点満点のうち70点を達成できれば合格できますので比較的合格しやすい試験になると思います。実際の合格者は40%〜50%となっており低いように思われますが、簿記3級というレベルは認識が何処まで出来るかでかなり差が出ると思います。
合格するかどうかのポイントは何を使って勉強するかのかということが最大のポイントです。
闇雲に勉強する方法もありかもしれませんが、テストは過去問題や重要ポイントをしっかりと勉強できる通信教育がベストだと思います。参考書などを買ったときのデメリットは、簿記にも種類がありますので間違った勉強をしがちですし、常に最新の勉強が出来るともいえません。
また、通信教育にもお勧めできる企業がいくつかありますので、そちらの無料資料請求を使われてみるといいと思います。どちらの企業も大手で資料請求は無料となっています。
個人的な意見ですが、資料とおりに進めていけば資格を得ることは十分に可能だと思います。実際に私は受講して3ヶ月目には試験を受けて一発合格でした。アドバイスとしては、資料にそってまずは問題の数をこなす事です。参考書などでは考えてしまいますが、資料にそって勉強すれば自然と覚えてしまいます。
※上記で紹介している企業は大手なので電話勧誘などは一切ありません。 しつこい勧誘なども一切ありませんので、資料請求で比較が出来ると思います
簿記の事を何も知らない方は、簿記3級をまず取得するところから始まると思いますが、勘定科目を覚えたあとに「貸借」を覚えていくことになります。
それも利にかなった勉強の仕方だと思いますが、とにかく仕訳をどんどん解いていくと、わだかまりが徐々に取れていくので、ある程度理解が出来たら仕分けをどんどん進めましょう。問題自体は簡単ですが、「右側」なのか「左側」なのかつかむまでが一つのポイントです!
解いていくにつれ、ロジックに気が付いてくるため3級を取得するにはそこから始めてください。全体を解った後に取り組むと時間のロスですし、まず解る人は1割程度だと思います。解いていると貸借関係が見えてきて、損益計算書や貸借計算書、そして精算表などが自然と解ってくると思います!
資料を見ても仕訳が先にきているので、納得がいくまでどんどん進めてください。一番初めが肝心ですし、仕訳が解るとその後の理屈が解ってきます。
株式投資を行うにあたり企業の財務状況を読むことができます。
簿記の資格を得たと言うことと、以前より株式投資に興味がありましたので投資を始めました。
サラリーマンをしながら投資をしていますのでそんなに大きな利益を得ることはできませんが財務を読みながら有利子負債などを考慮し中々うまく運用できていると思います。また、インカムゲイン狙いの銘柄などは財務が読めると非常に楽ですので是非簿記3級は取得されたほうがよいかと思います。
簿記3級レベルがあれば財務を読むことは出来ますので是非頑張ってください。
ちなみに企業の決算報告書(決算短針)は1枚の紙に、PLとBSが複合に書かれているので簿記がわからないと殆ど読めません!勘定科目を知らないことにはさっぱりわからないと思います。売上げや利益以外にも隠れた資産が眠っていることがありますね。